2020年 初めて確定申告 e-Taxします

初めての不動産投資、確定申告 e-Taxします!

ニコは、2019年9月に初めて賃貸用物件を購入!。2020年1月に入居者様が決まりました。ちなみに、初物件購入の投稿はこちら ⇒ 初めての不動産投資

そう、不動産賃貸を始めたら….. 確定申告が必要です(無申告はダメです。税務署はどこまでも追いかけてきます、逃げられません)。不動産投資の経験値は低いです❗ もちろん確定申告もです。ということで、今回はニコの確定申告をご紹介しますね。同じ境遇の方へ参考になると嬉しいです 😊

1) まずは、ニコの状況です
 ・物件購入 ⇒ 2019年9月
 ・入居者様の契約日 ⇒ 2020年2月
 ・不動産以外の収入 ⇒ 給与収入(会社員の給与収入あり)
 ・申告方法 ⇒ 青色申告(簡易簿記、10万円控除)
 ・開業日 ⇒ 2020年1月1日付け

物件購入年と賃貸開始年が違います。賃貸業開始は、物件を購入した翌年の2020年。一方、2019年は物件を購入しており、支出はあるものの収入は0。なんか確定申告が難しそうな予感….. というのも、ニコは不動産賃貸業の開業日を2020.1.1で税務署に申告したのです。

2) 事前準備
なんせ🔰です。いきなり確定申告はしませんできる能力はありません。税理士さんにお願いする程の不動産収入もありません。ということで、自分で確定申告することにします、そう確定申告 e-Taxです!自分で確定申告をするなら、まずは事前準備が必要です。ニコの行った事前準備は、主に3点あります。
税務の学習。特に不動産投資、不動産賃貸に関することを重点に学習。
確定申告用のツール選び(要は、会計ソフト)
③eTax申告に備えて、eTax利用手続き
では、それぞれご紹介します

①税務の学習
特に参考にしたのは、ご自身が税理士で不動産賃貸業をされている『渡邊浩磁先生』と『石井彰男先生』です。ちなみに、渡邉先生も石井先生も書籍を出版されています。
【渡邊先生】
節税以外にも、不動産賃貸業に伴う税務知識が学べます
また、不動産サイトの健美家にもコラムを執筆されています ⇒ 渡邊浩滋さんの不動産投資コラム

【石井先生】
節税以外にも、不動産賃貸業に伴う税務知識が学べます

②確定申告のツール (会計ソフト)
これは悩みました。まず候補として、クラウド型を3つ、不動産特化型を2つ検討しました。時間的制約もあり、クラウド型1種類と不動産特化型1種類を使いました。

・MoneyForward ⇒ これを試用しましたが、汎用性と専門性のトレードオフ
・freee ⇒ 利用は検討したものの、時間がなく断念。freeeは少しクセがあると何かで読みました
・やよいの青色申告オンライン ⇒ 有名ですね。利用は検討したものの、詳しく見る時間がなく断念
・金持ち大家さんの会計職人 ⇒ 不動産に特化されていて使いたかったのですが、結構高額(40,000円)
・書籍『大家さんのための青色申告』の読者特典ソフト ⇒ 使いやすかったので、これを選定

『大家さんのための青色申告』は渡邊先生と塚田先生の共著で、不動産所得のある方向けに、青色申告のやり方を解説されています。不動産税務の解説が詳しく、この書籍内容に従えば、🔰のニコも問題なく確定申告が作成できました。

ソフトは読者特典で、初年度は無料で利用可能ですが、次年度も継続利用する場合は1,500円が必要です(シェアウェアソフト)。使い勝手が良かったので、ニコは継続利用を申し込みました。クラウド型と比べても(年間10,000円前後)、良心的な価格設定です。不動産投資を始められたばかりでも税務知識をつけられますし、ソフトも費用対効果が高いと思います。
この書籍に、確定申告の解説とソフトダウンロード方法が記載されています

余談ですが、ニコの不手際もあって、ソフトで作成した確定申告内容を、国税庁HPにアップ出来ない問題を経験しましたが、塚田先生から迅速的確なアドバイスを頂けました。ホント感謝です!

ちなみに、経費集計に必要な領収書は、全て手元に集めてください。ファイルは時系列(日付順)で整理するのがおすすめですが、各支出内容の分類(勘定科目)は、間違いなく行う必要があります。金額が大きい費用を「その他」で計上すると費用が不透明になったり、税務署から問合せを受けるため、経費の科目を追加すると良い、という内容も書かれています。経費の科目設定については、渡邉先生・塚田先生の書籍を参考にされると良いです。

③eTax利用準備
PC、スマホで申告できるeTaxが便利です。申告方法は、マイナンバー方式(マイナンバーカードと、ICカードリーダー)と、IDパスワード方式の2種類があります。ニコのおすすめは、機器不要なIDパスワード方式です。ただIDパスワード方式は、一度管轄の税務署に出向き、職員と対面の上で本人確認をする必要があります。eTax準備方法はこちらを参照ください ⇒ eTax事前準備 (国税庁HP)

3) まとめ
ということで、初確定申告の手順は、

事前準備 – 税務知識の学習。↑でご紹介した書籍やHPも参考に、いろいろ知識を取得ください
事前準備 – 申告用ソフトの選定。一旦選択すると、途中変更は大変ですので、費用対効果を検討された上で選定してみてください
事前準備 – eTax申請準備。eTaxを利用される方は、準備が必要です
領収書の仕分け。仕分けは、渡邉先生・塚田先生書籍を参考にされると良いです
ソフトへの入力。入力完了後、必要ページを印刷する(所得税青色申告決算書、不動産所得の収入の内訳、減価償却費の計算、貸借対照表(←10万円控除の方は任意) )
eTaxで申告。国税庁HP

では、Let’s 確定申告!(変な英語)